INTERVIEW

コミュニケーション醸成に向き合う理由、語りました

コミュニケーション力は
ビジネスの基礎体力であり、
「生きる力」です。

2001年からweb製作の現場に立ち、独立創業してからも大手企業を顧客として実直な仕事をしてきたアイデアパンチ。
節目となる2021年からは、web製作とは一見関連しないような新サービス「コミュニケーション醸成」事業に乗り出します。
なぜWeb製作会社がコミュニケーションの実践をコンサルティングするのか。その理由に迫ってみます。

明日が元気に迎えられるように
お手伝いします!

--アイデアパンチは「コミュニケーション醸成」つまりコミュニケーションを良い状態にするパーソナルサービスを事業化する予定ですね。このサービスを始めようと思ったきっかけは何ですか?

飯島今、多くのビジネスパーソンが大なり小なり抱えている「コミュニケーション不全」という問題で、私がお役に立てるのではないかと思ったからです。

弊社のお客様たちは、皆さん打ち合わせ後の雑談を喜んでくださいます。「元気が出る」とおっしゃって。そんな場の話題でちょっと前から多いのが、後輩社員と円滑にコミュニケーションを取れないという、先輩社員や中間管理職さんのお悩みです。

新人に仕事の説明をしても理解してもらえないんだよね、とか。若手社員がプロジェクトの関係者に送ったメールが意味不明だったせいで、問い合わせが殺到して大変だったんだよ、とか。
先輩の皆さんもなんとかしなくてはと頑張るのですが、少し熱心に諭したら泣いてしまったとか、パワハラだと上司に訴えられたとか。次の日から来ないとか、辞めてしまったとか。

あちこちの中堅社員さんからこのような話が減らないまま、私より若い世代もついに同じようなことで悩みだしました。これはジェネレーションギャップという言葉では片づけることができない、深刻なコミュニケーション不全が日本中に散在しているのではないか。ずいぶん前からそう考えていました。そして気づいたことがあります。

--各社にある深刻なコミュニケーション不全。そして気づいたこととは何ですか

飯島このコミュニケーション不全の構造は単純ではなく、少なくとも2層からなっていて、それが絡み合って複雑化しているようです。
まず上層にあるコミュニケーション不全。それはデジタル由来の難しさです。webをはじめSNS等のデジタルツールは進化するにつれて専門用語も増えてきます。誰しも会話の中に知らない言葉が並べば話は通じないし、理解が追いつかなかったり、当たり前が違ってきたりします。

そしてもう一つが、下層に隠れているコミュニケーション不全。私はこちらの方が根深く重大だと思っているのですが…。これの実態とは、会話力や理解力、想像力を養うことなく仕事をするせいで起こる齟齬で年齢性別は関係なく起きています。

--由来が異なる2種類のコミュニケーション不全が相まって、ひとかたまりのコミュニケーション不全になっていると

飯島そうです。だから問題自体が見えにくく、多くの人が、「言葉が通じないなあ、分かってもらえないなあ」とモヤモヤしながら働いています。しかしコミュニケーション不全を分解してみれば解決の糸口は簡単に見つけられます。

特にweb由来のコミュニケーション改善は難しくありません。webは道具ですから。お互いに用語や知識を身に付けることで意思疎通はスムーズになります。

しかしもう一つのほう。人として、一人前のビジネスパーソンとして基本的なコミュニケーション能力が足りない問題はそう簡単にいきません。そもそも養われていないのは、経験する機会に恵まれなかった場合も多く、システムやマニュアルではカバーできません。例えば2020年は感染症対策で「出社したことがない新入社員」が増えましたが、数年後の彼らに「新人に初出社の日の心構えを教えておけよ」と言っても難しいですよね。

このひとかたまりをほぐしていく作業が、弊社の業務スキルと近いのです。

--アイデアパンチが始めるメンタリングは、誰に対するサービスですか

飯島基本的には「ビジネスパーソン」です。中堅社員や管理職、マネジメント層など人を動かす必要のある人をはじめ、新人さんもOKです。その理由は、誰かのコミュニケーション能力を醸成するには、相手となる人の心構えや投げかけ方と、そして受け止め方が大きく影響するからです。

それは親子のキャッチボールに似ています。捕球しやすい球を投げてあげて、うまくなってきたら、今度は少し速い球や難しい場所も試してみたり。上達するには大人の根気強いリードが必要なのと同じです。

--ウェブサイトを見ると、「コミュニケーション醸成」のページは、虹からしずくが注がれ、芽が大きく育っているビジュアルですね

飯島私は「商いは牛の涎」という考え方が好きで、その意味にも通じています。芽が出て育つように、コツコツと気長に行って構築されるのが人同士のコミュニケーションです。水やりを雑にしたり面倒くさがっていると、人間関係は育たないと思います。

しかもコミュニケーションの実践には、なないろの手段を使うぐらいの工夫も必要なんです。かといって水をあげ過ぎてもダメで、その加減が重要ですがコントロールするのは難しいものです。そうやってうまく人が育てば、そこにいずれは虹も出ますよ、と。そんなメッセージを込めています。

--飯島社長だからできるメンタリングとは、どのようなものですか

飯島私どもの仕事はあらゆる業種・業態がお客様になりえます。おかげで、ほんとうに大小さまざまな企業を見てきました。そしてお客様にご提案する前はヒアリングをして現状を把握することから始めます。つまりご自身で気づいていなかった問題を明確化することは得意分野です。コミュニケーション醸成のお客様にも、そもそも何が問題かという整理から導き出すアドバイスが可能です。

私自身も会社員時代は組織の一員として上司を見てきました。アイデアパンチを創業した2004年はまだweb製作の黎明期でもあり、社員募集をしても経験者の応募はなかったので、未経験の若者を採用して一から育てて戦力にしてもきました。自社の利益のためとはいえ頭ごなしに言っても人は変われない。メンターとしての行動はここから始まっていたと思います。

人に育ててもらって、人を育ててきた時間の中で、私も悩み迷いながらコミュニケーションの力を信じて積み上げてきました。サラリーマン家庭で育った私が、ひとりで会社経営を続けてこられたのもそのおかげだと感じています。この感謝の気持ちを糧として「コミュニケーション醸成」のお手伝いをいたします。

困っているけれど適切な相談相手が周りにいない方は多いと思います。私もそうでしたが、決めるのは自分と分かっていても、方策が見えてこなくて壁にあたることが多々あります。そんな方はぜひ声をかけてください。元気が出るパワーを送りながらアドバイスします。私という人が分かるようなエッセイも連載していますので、ぜひご覧になってください。

どんなに時代が変わっても人と人が会話やコミュニケーションを放棄して成り立つ社会などあり得ないし、社員が元気に働かなければ企業は伸びていかないのですから。

ご相談はこちらから

【メンタリングサービス】をお選びください

Afterword:

この記事は、あえて第三者であるスタッフからインタビューを受け、客観的にテキストを執筆してもらう方式を取りました。これはアイデアパンチがウェブサイトで訴求している「制作業界の細分化」「得手と不得手の見極め」による効果を検証するものです。

TOP